分光学的に整形するX線光学デバイスとスペクトルフィルタ開口デバイスとを含むX線照射装置、蛍光X線イメージング装置、及び特に蛍光X線イメージングにおけるその応用

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Erscheinungsjahr:
2025
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Beschreibung:
  • X線照射装置(100)は、多色スペクトルを有するX線(2)を生成するためのX線源デバイス(110)と、長手方向であるビーム軸(3)を有するX線光学デバイス(120)とを含み、X線光学デバイス(120)は、反射器幾何学的条件と、反射器モザイシティと、反射器厚さとを有する、多結晶である反射器デバイス(121)を含み、反射器デバイス(121)は、反射器デバイス(121)の取り込み角内でX線(2)の一部を受け取るよう、且つビーム軸(3)に沿ってその焦点位置に向けられるX線ビーム(4)をブラッグ反射によって生成するように配置され、X線(2)の多色スペクトルと、反射器幾何学的条件と、反射器モザイシティと、反射器厚さとによって決定されるスペクトル分布を有し、X線照射装置(100)は、X線ビーム(4)のスペクトル分布の第1のスペクトル部分(4A)を透過させ、このスペクトル分布の第2のスペクトル部分(4B)及び第3のスペクトル部分(4C)を遮断するフィルタギャップ(123)を形成するために、反射器デバイス(121)から下流に配置されているスペクトルフィルタ開口デバイス(122)をさらに含み、第1のスペクトル部分(4A)は、第2のスペクトル部分(4B)よりも高いエネルギーを有し、第3のスペクトル部分(4C)よりも低いエネルギーを有し、反射器デバイス(121)は、少なくとも100マイクロステラジアンの取り込み立体角を有し、反射器デバイス(121)の反射器幾何学的条件、反射器モザイシティ、反射器厚さ、及び取り込み角は、第1のスペクトル部分(4A)の放射線フラックスが、少なくとも1%のピーク反射率を有する反射器デバイス(121)が受け取るX線(2)の同じスペクトル部分の入射フラックスの少なくとも1%であることと、第1のスペクトル部分(4A)が最大15%のスペクトル帯域幅を有することと、第2及び第3のスペクトル部分(4B、4C)が、第1のスペクトル部分(4A)のフラックスと比較して少なくとも3桁の大きさだけ減少したフラックスを有することと、X線ビーム(4)が、長手方向ビーム軸に対して左右横断方向寸法において1.5mm未満の焦点サイズを有することとが揃うように選択される。さらに、蛍光X線イメージング装置(200)及びX線照射装置(100)の使用方法が説明される。

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  • info:eu-repo/semantics/restrictedAccess
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Forschungsinformationssystem der UHH

Interne Metadaten
Quelldatensatz
oai:www.edit.fis.uni-hamburg.de:publications/66ab27f3-10aa-494c-a193-28bf3736c516